英国で2000人を対象に実施したある調査では、27%の人が「今の自分の仕事が嫌い、辞めたい」と考えているという。では転職するならどんな職業に就きたいかとの質問でトップ3を占めた職業はレストラン経営者、物書き、芸術家だった。ところが最近行われた別の調査では、その憧れの職業である物書きが実は全然稼げずに作家たちの多くが生活苦に喘いでいるのだという。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
調査を実施したのはロンドンのクィーン・メアリー大学。その結果によると執筆業だけで生活ができているのは10年前には10人に4人いたのが、現在ではわずか10人に1人にまで落ち込んでいるという。プロの作家たちの平均年収はわずか1万1千ポンド(200万円前後)程度だということも分かった。
英国でも出版不況の影響で、出版社もリスクを伴う新人の起用よりもある程度の売り上げが期待できる著名作家やセレブに執筆を依頼する傾向が強く、そのため書籍売り上げの42.3%が、わずか5%の作家による出版物という不健全な状態が続いているとされている。これでもまだ、隣の芝生は青く見えるだろうか。

















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