毎年のように増え続ける外国からの移民の影響は学校現場でも深刻化。英語が話せない生徒のために教師は教材をグーグルの翻訳機能を使って作らざるをえない状況にあるという。「デイリー・メール」紙が報じた。
全国の教師が集まる教職員大会で発表された報告で、現在国内の教育現場では全体で300言語におよぶ外国語への対応が求められていることが判明。しかし、「英語を外国語として学ぶ(English as Additional Language=EAL)」生徒のための専門的なトレーニングを積んだ教師は少なく、年々増加の一途をたどるEAL生徒への対応に苦慮する現場の声が報告された。
統計によると現在、小学生の6人に1人、中・高生の7人に1人は英語が母国語ではない児童または生徒だという。特に移民が多いとされる地域の学校では20ヵ国語が1つの学校で話されているケースもあるとされる。そうした学校の一つ、ロンドン東部バーキングにある「ガスコイン小学校」では、英語が母国語の児童は全児童の10%にとどまることが明らかになった。
例えば、オックスフォード県で教鞭をとるダイアン・ウィルソンさんによると、彼女のクラスにはハンガリー、ロシア、ポルトガル出身の生徒が在籍。「英語ができない生徒のために教材をグーグル翻訳機能にかけてハンガリー語やポルトガル語に翻訳し、夜中までかかって教材を一から作成している」とその苦労を語る。教師の時間がこうした外国人生徒への対応に割かれるため、英語を母国語とする生徒にとって『不公平』な状況だという声も上がっているという。

















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