紅茶やチョコレート、洗剤など日常生活に身近な商品が『値段はそのまま』ながらも、実際には従来品よりも減量され、実質的な値上げが密かに行われている現状が明らかになった。「shrink(縮小)」と「inflation(インフレ)」をかけあわせた「shrinkflation」なる造語も登場していることを、「デイリー・メール」紙が報じた。
紅茶ブランド「ピー・ジー・ティップス」の紅茶はティーバッグ80包入りで1箱1・99ポンド、250グラム入りだったものが現在では232グラムに減量されていることが判明。およそティーバッグ6包分、少なくなったことになる。
チョコレートの「キット・カット・チャンキー」は大振りな『チャンキー(塊)』サイズが売り物であるにもかかわらず、48グラムから40グラムへとサイズダウン。もはや『塊』ではない、という意見も聞かれる。
複数の消費者団体は、値段を上げるかわりに内容量を少なくすることは消費者を欺く行為になる、と大手スーパーやメーカー各社を強く非難している。
一方、メーカー側も反論。「キット・カット」の製造元「ネスレ」社は、こうした商品の減量化は、製造コストの高額化への単なる対応というだけでなく、政府が推進する肥満予防政策に応えるもので、消費者の健康増進に貢献するものだと苦しい弁明を展開。しかし、多くのメーカーはコスト削減のための方策であることを認めている。
残念ながら、値上げによる消費者離れを避けることを目的とする、こうした『値上げ隠し』はまだまだ続きそうだ。
【いつの間にか内容量が少なくなった商品の一例】
*「ピー・ジー・ティップス(80包入り)」1.99ポンド、250g→232g
*「キット・カット・チャンキー」60ペンス、48g→40g
*「ホーヴィス・ベスト・オブ・ボース・ローフ」1.35ポンド、800 g→700 g
*フィラデルフィア「ライト・ソフト・チーズ」(クリームチーズ)1.87ポンド、200g→180g
*「サーフ」(洗剤)5ポンド、2kg→1.61kg

















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