5/7 【英総選挙】保守党、労働党のいずれが勝っても過半数にはほど遠い?

本日、投票できるのは午前7時から午後10時まで。仕事帰りに投票するという人も少なくないことだろう。開票結果がでるまでには、まだまだ時間がかかるが、下院の650議席をめぐる総選挙の結果として考えられるのは、次のシナリオ。

① 一党が単独過半数をとる。

今回の総選挙ではありえないというのが、有識者や各メディアの見立て。

② 連立政権を打ち立てる。

2010年の総選挙で、第一党となった保守党だが、過半数をとることはできなかった。このため、自由民主党との連立を選択したのはご存知のとおり。ちなみに、戦後、連立政権となったのは1974年と、この2010年の2度。また、3党以上による「連立」も認められている。

③ ハング・パーラメントになる。

「hung parliament」(「hung」=宙ぶらりん)とは、過半数割れ国会のことをいう。第一党あるいは連立政権の当選議席数が過半数に届かなかった場合、次の展開が考えられる。

● 秋に総選挙をやり直す。

これは再びお金もかかるうえ、やり直したとしても、過半数をとる政党が現れるとは限らない。

● 少数与党政権を打ち立てる。

総選挙後、首相はみずから辞職しない限り、辞めさせられない決まり。例えば、保守党の議席獲得数が労働党のそれを下回ったとしても、政策審議時に協力してくれる有力な政党と手を結べば(その有力政党の議員数とをあわせて、過半数を上回れば、という条件つき)、少数与党政権として、政府を運営していくことは可能。だが、協力してくれる党に、大幅な妥協を強いられたり、見返りを約束したりしなければならないことは必至。

今回の総選挙では、むしろ、選挙終了後の駆け引きが勝利へのカギを握るといえそうだ。

 

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