
ロンドン近郊のサリー県、ギルフォード郊外にある、歴史的建造物として「グレードI」に指定されている大邸宅クランドン・パーク(Clandon Park)で4月29日に発生した火災=写真上(「デイリー・テレグラフ」紙より)。鎮火後=同下(「メトロ」紙より)、調査が進むにつれ、被害の大きさが明らかになり、関係者に衝撃を与えている。各メディアが報じた。
1720年代に建てられ、352年の歴史を誇るクランドン・パークは、映画の撮影に使われたほか、軍関連の貴重な資料が収められた館として知られていた。
1956年に、ナショナル・トラストに寄贈された同邸宅だが、老朽化した部分の改修が完全には行われていなかった模様だ。出火元は、地下の厨房内、またはその付近とされ、漏電が原因とされている。
鎮火にあたった80人の消防士が、できるだけ多くの絵画、家具、歴史的資料を外に持ち出すべく必死の作業を行ったが、あまりに多くの貴重な品が失われ、ナショナル・トラスト始まって以来の大惨事とさえいわれている。
第一次世界大戦時、激戦地として知られるベルギーのソンムで、英軍兵士たちが前線に赴く前にサッカーに興じた際、使われたというサッカーボールも消失。関係者らは、まさに言葉も出ない状態という。

















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