上向きの英国経済を反映してか、それとも、長引く不況下でのせめてものぜいたくか、上質な高級トイレットペーパーの売れ行きが伸びているという。「デイリーメール」紙が報じた。
大手スーパー・チェーン「ウェイトローズ」によるとプレミアム・トイレットペーパーの売上げが前年比で12%増えたという。また、アロエ・ヴェラ配合のトイレットペーパーも昨年に比べ30%以上、売上げがアップ。紙製品の買い付けを行う「ヴィクトリア・フレッチャー」社の担当者は、「消費者は肌をいたわるスキンケア商品を買うように、お尻の拭き心地を重視して紙質を吟味している。また商品の選択肢も広がっている」と昨今のトイレットペーパー事情について分析している。
品質にこだわったトイレットペーパーの生産を18ヵ月前に開始したティッシュ会社「スター・ティッシュUK」のアビッド・ディッタさんは売上げが40%も伸びたとうれしい悲鳴をあげている。
シンクタンク「ユーロモニター・インターナショナル」によると、トイレットペーパーに関し、英国はヨーロッパの中でもっとも高級志向が強いという。英国では1年間に19億ポンドがトイレットペーパーに費やされるとされるが、もっとも安い価格帯の商品の売上げは、そのうちのわずか5.3%。ちなみに『質実剛健』の国民性で有名なドイツでは、消費されるトイレットペーパーの3分の2が低価格ブランドだという。

















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