フェイスブックやツイッターなど、ソーシャル・メディアの普及ぶりには目を見張るばかりだが、こうしたソーシャル・メディアの悪用例も増加の一途をたどっている。学校に目を向けた場合、教師を攻撃する内容の投稿を行う保護者が大幅に増えていることを「デイリー・メール」紙が報じた。
教職者組合「NASUWT」が明らかにしたところによると、フェイスブックやツイッターで攻撃や脅迫を受ける教師が増加する一方だという。
教職者1500人を対象にした調査で、約30%、つまり3人に1人に近い割合で、教職者が保護者からの悪質な投稿の対象となっていることが判明。オンライン・サービスの悪用に関する苦情全体のうち、保護者による教師への攻撃や侮辱に関するものが、昨年度は27%だったのが40%へと増加していることが分かった。
鼻が大きいことから、「醜い」と暴言をはかれたり、女性のダンス教師がクラスの踊りの模様をビデオに録画したところ、「小児性愛者」とののしられたりしたほか、男性教師が生徒と性的関係を持ったときめつけられたり、生徒がこわした学校の用具を弁償するよう求めたところ「頭がおかしい」と逆ギレされたりと、報告例は後をたたないとされている。
また、生徒から教師に対する暴言や脅迫も多く、教師を名指しにした、人種差別的、性的、同性愛がらみなどの嫌がらせの投稿は、その6割が生徒によるものであることも調査で指摘されている。これらのケースの過半数は14歳~16歳の生徒によるもので、38%は11歳~14歳の生徒が『犯人』であるという。
ことを荒立てたくないとして、学校にも警察にも報告しない教師も少なくない。組合では、5月の総選挙でどの政党が政権を担うにせよ、早急に対策を講じるよう求めている。

















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