英国料理の代表格で、『体に悪い』と思いつつも、つい食べてしまう白身魚のフライ&フライドポテトの組み合わせ「フィッシュ・アンド・チップス」。英国人のあいだでも人気の高い、この伝統的な食事だが、地球温暖化の影響で食べられなくなる恐れがあると懸念されている。「デイリー・メール」紙が報じた。
フィッシュ・アンド・チップスに用いられる白身魚のハドック(コダラ)、プレイス、レモン・ソール(ともにカレイの一種)が海水温度の上昇で北海から姿を消すかもしれないと専門家は警鐘を鳴らす。
過去40年間で北海は平均の4倍の速さで水温が上昇しているとされ、生態系に大きな影響が出ているという。
エクセター大学、ブリストル大学の専門家を含む研究チームが、漁業および気象の各種データを用いて英国人が好む魚50種類の生態分布の未来予測を50年以上先まで立て、学術誌に発表。報告によると、一部の魚は一定の深さがないと生存できないため、たとえ、生存に最適な低温の海域があったとしても、浅ければそこに移り住むことはできないという事情が説明されている。研究チームのスティーブ・シンプソン博士は「このままでは、低温海域を好む魚は海から締め出されてしまう」と強い懸念を示している。

















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