その客はレストランでランチの会計を済ませると、そっとポケットに隠していたネズミを床に放し、叫んだ。「ネズミだ、ネズミがいるぞ!こんな店で食事なんかできるか!金を返せ!」。
ウェイターは「大変申し訳ない」と恥じ入りながら謝罪し、客に返金した。『食い逃げ』は成功したかのように思えたが…そうは問屋が卸さなかった。
「デイリー・テレグラフ」紙が伝えたところによると、事件の現場は北イングランドの都市、サンダーランドにあるレストラン「ボルネオ・ビストロ」。この後、店は害虫駆除の専門家を呼んで調査を実施。しかし、『ボロ』が出るのに時間はかからなかった。ネズミがあまりにも人馴れして大人しく、かつ、手入れされていたからだ。
レストランの経営者、ケビン・スミスさんが防犯カメラを調べたところ、犯人のクリストファー・ベーカー被告がポケットからネズミを床に放つ様子がバッチリとカメラに収められていたと報じられている。
ベーカー被告によるとネズミは娘へのプレゼントとしてレストランへ行く直前に購入したという。詐欺罪で起訴され、裁判では有罪が宣告されたベーカー被告。1年間の地域奉仕のほか罰金60ポンド、店側への賠償金として7.25ポンド支払うよう命じられた。また同店へ1年間の入店禁止も申し渡されたが、結果的にずいぶんお高くついたランチになってしまったようだ。

















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