4/13 ガトウィック空港近くに大型陸上油田!?  住民たちは儲かる?儲からない?

10日、ロンドンの南近郊にあるガトウィック空港付近で、大型の陸上油田が発見されたというニュースが英国中を駆け巡った。埋蔵量は最大1000億バレル、北海油田に匹敵する、あるいはそれ以上の規模という声も聞かれている。同空港近辺に暮らす人々は、さぞやワクワクしていることだろうと思いきや、実は、ほとんどの住人にとって、うれしくもなんともない話なのだという。「デイリー・メール」紙が報じた。

英国で売買されている「土地」とは、地表に限ったもの。地表の下に横たわる部分は、英政府の所有となっている。つまり、出てくる原油は、すべて英政府のものという理論になる。

掘削を行う企業は、政府に年間「ライセンス」を支払うかわりに、掘削により得られた原油がもたらす利益を保持する仕組み。もちろん、この利益は課税対象で、政府は再びここでも収入を得る。陸上油田がみつかったとの報に、もっとも興奮したのは政府だったといっても良さそうだ。

あとは、掘削権を勝ち取った企業が、掘削用の施設を整えるのにあたり、地元の『地表』所有者のごく一部が、いい思いをするにとどまると説明されている。

「庭から原油が噴き出して、大金持ちに」というマンガはよく目にするが、少なくとも英国では、この一攫千金ストーリーは成り立たない。夢のない話でガッカリ、というところか。

ロンドンおすすめレストラン
面白すぎる英国ジョーク
なるほど英国Q&A
ロンドン近郊トラベルガイド
ロンドン最新トレンド
面白すぎる英国史
面白すぎる英国の偉人
ロンドンでアフタヌーンティー