英国ではセレブリティやロック歌手、金融街のエリート富裕層など、限られた世界の人々のものと思われがちの麻薬、コカインだが、市場価格の大幅な値下がりによって、郊外の中流家庭にも広がっているという。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
過去5年間でビールやワインなど酒類の価格は16%も上昇。これに対し、危険な化学物質を混ぜて量を増やした劣悪製品が出回るなどし、コカインの市場価格は1グラムあたり101ポンドから54ポンドへと大きく値下がりしたという。
こうした状況を背景に、2013~14年の1年間のコカイン使用者はイングランドとウェールズで74万3000人に達したと指摘されている。英国では、マリファナ(カナビス)に次いで2番目に人気の高い違法薬物だとされている。
特に40~50代の中高年のあいだで使用者の増加が著しいとされ、02~03年では45~55歳の使用者は全体の0・1%に過ぎなかったが、13~14年では0・6%に増加。また、コカイン使用に手を染める社会階層も「生活にゆとりがある」中流階級が、過去2年間で増えていることも特徴という。
調査を行った、麻薬の誤使用などに関する調査や政策提言を行う公的機関「アドバイザリー・カウンシル・オン・ザ・ミスユース・オブ・ドラッグズ」(ACMD)のレズ・イヴァーセン教授は、「以前は特殊な世界の人々たちのものとされていたコカインが、精製度が低いものが安く手軽に手に入るようになり、より広い社会階層のあいだで蔓延するに至っていることがこの調査で明らかになった」と懸念を示している。
こうした社会的風潮を受け、違法薬物の危険性に関して注意喚起を行う表示を一般のパブやクラブでも掲げることを、同機関は強く唱えている。

















![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』