
様々な画像加工アプリを利用し、撮影した写真に手を加えてソーシャルメディアで友人らと共有して楽しむことがあたりまえになった今日この頃。しかし、非暴力を掲げるチャリティ団体から「暴力をおもしろおかしく捉え、虐待の助長につながる」と非難を浴びるアプリもある。「メトロ」紙が報じた。
問題となったのは「スカー・ブース(Scar Booth)」という画像加工アプリ。顔写真に切り傷やあざ、裂傷など実際の傷口写真やあざの写真を切り抜いたものを重ね合わせることができるアプリで、写真の本人がまるで実際に怪我をしたかのように見える=写真(「メトロ」紙より)。
このアプリをダウンロードできるページでは、画像加工前の女性の顔写真と加工後の写真が2枚掲載され、注意書きとして、傷は切り抜き画像で造られたものだと記されているものの、虐待を受けたかのようなあざだらけの顔写真になっている。
暴力反対を掲げるチャリティ団体「スタンドアップ・トゥ・バイオレンス」の創設者アダム・フォーエーカー氏は、悪趣味なアプリだと厳しく批判。「顔が傷つけられた、こうした写真を見てそれが面白いと感じる社会に住んでいるとすれば嘆かわしい」とコメントしている。同様に、いじめに反対するチャリティ「ブリーズ・アウト(Bullies Out)」のエマ・トーマスさんも「本当に暴力を受けて苦しんでいる人や自傷行為で悩んでいる人を茶化すもの」とこのアプリを非難。
一方、「スカー・ブース」アプリのスポークスマンは「傷やあざは暴力をよしするものではなく、友達をからかうことが目的」と苦しい弁明をしている。

















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