昨年9月にこの欄で、ティーバッグを使って紅茶を入れる場合、テストを重ねた結果、ティーバッグを引き上げるまでの時間は25秒がベストであることが分かったとする旨の記事をご紹介した。しかし、このほど別の説が唱えられたことを「デイリー・メール」紙が報じた。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンが1000人を対象に行った調査で、英国民の4人に3人は毎日紅茶を飲んでいるものの、8割の人は「辛抱が足りない」ことが明らかになった。
研究者によると、紅茶は湯を注いでから少なくとも2分待つべきだが、2分から5分、辛抱強く待ってから紅茶を飲んでいるのはわずか16%。紅茶を飲む人の40%は湯を入れてから「すぐに」飲んでしまっており、紅茶の風味を十分に楽しんでいるとはいえないという。
ただ、前述のとおり、ティーバッグの売り上げの8割を占める上位5社、すなわち「テトリーTetley」「ピージー・ティップスPG Tips」「タイフーTyphoo」「トワイニングズTwinings」「ヨークシャーYorkshire」のティーバッグを使ってテストを重ねた結果、湯を注いでからティーバッグを引き上げるまでの時間は、25秒がベストであることが分かったとする説もある。
忙しい現代社会においては、できるだけ短時間で紅茶の風味や豊かな色が出るティーバッグが求められており、茶葉は細かくなる傾向にある。しかも、価格は安く抑えなければならない。結果として、タンニンの出やすい安価な細かい茶葉がティーバッグには用いられるようになっており、引き上げるまでに30秒待つと、タンニンの量が増えすぎて、風味がそこなわれると説明されており、これにも説得力がある。
また、「2分以上」とする研究者は、テストはティーバッグに限って行ったわけではないとされている。
はてさて、どうしたものやら。25秒方式と、2分方式を両方試して、自分の好みはどちらか比較するしかなさそうだ。

















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