英国硬貨には、国名の代わりに君主の横顔と、どの君主の治下であるかを示す文言が刻まれるのが慣例。現在は、エリザベス2世の文字と、女王の横顔が彫られている。いつまでも美しいままで…という女心を女王もお持ちのこととは思うが、即位して63年、さすがに顔にも変化が生じる。今まですでに4種のデザインで硬貨が鋳造されたが、このほど、またデザインが刷新されることが明らかになった。「デイリー・メール」紙が報じた。
新しい女王の横顔は、今までの4作に比べ、あご周りがふっくらとし、目尻のしわなどに88歳の年齢を感じさせる仕上がりとなっている。
1953年の『初代』のあと、1968年、1985年、1998年にデザインが刷新された際には、もとになる肖像には、粘土や石膏で造られたものが用いられたが、今回は、初の試みとしてデジタル形式でオリジナルとなる肖像を募集。8つの最終候補の中から選ばれたのはジョディー・クラークさん(34)の作品で、「より温和なイメージ」を表現したものという。口元にはうっすらと微笑が浮かんでいるように見え、さながらモナリザ風。
専門家のあいだからは、デジタル形式では、やはり陰影が十分ではないなどの批判も出ているが、女王陛下はご承認済み。まわりがガタガタいうべきではないだろう。
ちなみに、エリザベス2世の在位中にデザインが刷新されるのはこれがおそらく最後といわれている。
※下のデザインは左から:1953年、1968年、1985年、1998年、2015年

















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