離婚による単身生活者の増加が、特に30代、40代の男性を中心に顕著であることが最近の公式統計で分かった。「デイリー・メール」紙が報じた。
国家統計局(ONS)が2011年に行った国勢調査をもとに分析されたデータによると、30代、40代の男性の64.7%が単身生活者で、その主な原因は離婚による家族との離別だという。
離婚率自体は減少の傾向をみせるものの、最近では正式な結婚をしない『非婚カップル』も増えており、こうしたカップルの方が統計的には別れを選ぶケースが多いと指摘されている。ONSの報告書は、「30代、40代の男性は離婚後、子供と同居する確率が母親である女性に比べて相対的に低いため」と単身生活を送る男性の増加について分析。また、別離後の男性は新しいパートナーと同棲するよりも1人暮らしを選ぶ傾向にあり、離婚が男性に及ぼす傷の深さを示していると説明されている。
離婚経験者は一般的に健康や経済的な問題を抱えやすいとされ、離婚家庭の子供は学校でも問題児となりやすく健康面でも懸念される点が多いという。
一方、65歳以上の単身生活者の性別をみると、女性の割合が多くなり、年齢があがるにつれ、女性が占める割合がさらに増加。これは女性の平均寿命が男性よりも長いため、配偶者と死別したことが原因とみられる。
また地域によっても差異はみられ、中流家庭で家族やカップルが多く住む地域では単身生活者の割合は少ない傾向にあるが、年齢、性別、民族、住宅事情など複雑な要因が絡み合って、単身生活者が多いか少ないかが決まるとされている。
たとえばアジア人(インド系、パキスタン系、バングラデシュ系など)が多いニューハムやロンドン東部では単身生活者の割合は11.2%にとどまる。これとは対照的に、イングランド全体で単身生活者が多いのはロンドンのシティ地区で37.5%、続いてケンジントン・チェルシー地区、カムデンとなっている。ロンドン以外の場所ではイースト・サセックス県の海辺の町ヘイスティングスで22%であることも判明。ヘイスティングスは他の海岸リゾート都市の中でも特に離婚した人々に人気の町として知られている。類は友を呼ぶということなのかもしれない。

















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