1/15 まるでパディントン? スーツケースとともに、駅に置き去りにされたこの動物の行く末は?

昨年、映画版が公開された『くまのパディントン』。主人公のパディントンは、ロンドンのパディントン駅で、「このくまをお願いします」という札とともにスーツケースの上に座っているところをブラウン夫妻に発見される―。これが物語の始まりの部分だが、この話を地でいく『出来事』が1月初め、スコットランドのエアー(Ayr)駅で起こった。おもちゃやペットフードなどが入ったスーツケースとともに、鎖でつながれ駅に置き去りにされていたのは、シャー・ペイ犬のオスの雑種、カイ君=写真。「デイリー・メール」紙などが報じた。

スコットランドの動物愛護団体「SPCA」が保護してソーシャルメディアで情報提供を呼びかけたところ、カイ君を引き取りたい、と100件以上の電話がかかってきたという。

そして、数日後、カイ君を置き去りにした人物が見つかった。

1月10日付の「デイリー・テレグラフ」紙の報道によると、置き去りにした『犯人』はスコットランド、アバディーン県在住の女性フィン・レイナーさん。レイナーさんいわく、クラシファイド(掲示板)サイト「ガムツリー」で広告を見て犬を買おうとし、受取りのためにエアー駅に降り立った。ところが、実際の犬が写真とは違う犬だったとのこと。「話が違う」と売主の男性に訴えたものの、相手にされずそのまま男は車で逃げ去り、その後は電話にも応じてくれなかったという。家に戻る最終電車の時刻が近づき、レイナーさんは「乗り遅れるのでは」とパニックになり、犬を置き去りにする決断をくだしたというのが事の顛末のようだ。

スコットランドの法律によると動物を捨てることは禁止され、『有罪』と認められると、場合によっては一生涯ペットを飼うことを禁じられるという。ただ、レイナーさんが『有罪』となるかどうかについては報じられていない。

今度こそカイ君が良い飼い主と出会えることを祈りたい。

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