
ロンドン近郊の街、マーローでガストロパブ(食事に力を入れるパブ)『ハンズ&フラワーズ』のオーナー・シェフとして腕をふるう、トム・ケリッジ氏(41)。2006年にはミシュランひとつ星を、2012年にはパブとして初めてミシュラン2つ星を獲得、テレビにもしばしば登場し、いまや英国のセレブ・シェフのひとりに数えられるまでになっている。
ところがこのケリッジ氏、滞在先のアイスランドで、ある日の食事内容をツイッターに投稿したところ、大ひんしゅくをかったという。「デイリー・テレグラフ」紙が報じている。
アイスランドを訪問していたケリッジ氏は、ツイッターに「今から昼食。パフィン(ニシツノメドリ=puffin)を食べに行く」と投稿。しかし、アイスランドとは異なり、英国では絶滅が危惧され、法律で保護が義務付けられている鳥とあって非難が殺到。あまりの反響の大きさに驚いたのか、このあと、ケリッジ氏はニシツノメドリだけでなく、ウミガラス、クジラ、ウマの肉も食したことを認めたという。
昨冬、大荒れの天候が続いた結果、ヨーロッパに生息するうち、約4分の1ともいわれる数のニシツノメドリが、強風のため、エサの魚を十分に食べることができず餓死したと考えられている。動物保護団体「People for the Ethical Treatment of Animals」では、ケリッジ氏のことを「アイスランドの気候よりも冷たい心の持ち主」と酷評している。 ただ、アイスランドは、ニシツノメドリの生息数が多いことで知られ、珍味としてその心臓を生で食べる習慣があるという。

















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