英国では、イヌを家族の一員として考え、十分な愛情を注いでいる家庭が多いようなイメージが強いが、実情は異なるようだ。飼い主の怠慢で3匹中1匹のイヌが十分に運動させてもらえず、3分の1のイヌが肥満に苦しんでいるほか、孤独にさいなまれ、攻撃的になるイヌも少なくないことが最近の調査で明らかになった。「デイリー・メール」紙が報じた。
世論調査を行う機関「YouGov」が、動物愛護団体「PDSA」の依頼で、2149人の飼い主と555人の子供、459人の獣医を対象に行った調査によると、英国の全家庭の4分の1近くでイヌが飼われているが、うち35%のイヌが十分な運動量を伴う散歩の機会を毎日与えられていないという。運動不足のイヌの数は全体でみると270万匹にあたり、この数は60万匹だった2011年よりも大幅に増加している。
また、5時間以上、誰も面倒を見る人がいない状態で放置されるイヌの割合も2011年の18%から25%へと増大。獣医によるとこうした状態は、イヌに深刻なストレスをもたらし、無駄吠えや噛み癖、モノを壊すという行為を引き起こすという。
ペットの食事についても状況は深刻で、飼い主の半分以上が残飯を餌として与えていることが調査で判明。これはペットの健康に関するガイドラインに違反しているとされる。一方で、飼い主の91%がペットの健康には注意すべきであると答えており、矛盾が指摘されている。
ペットのニーズに鈍感な飼い主が多いのが問題だとする分析もなされており、調査では10人中6人の飼い主が、ペットを飼う上での法律やペットが健康で幸せに過ごすための基本知識を知らないことが明らかになった。
PDSAの担当者ニコラ・マーティンさんは「何がペットの幸せかわかりにくいのも事実。ご褒美として餌を与えると喜ぶので、飼い主はそれがペットの幸せだと思うかもしれない。しかし過剰に餌を与えることで体重が増加し、関節炎や心臓病になってしまうこともある。そのほうがもっと不幸といえる」と述べている。

















![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』