2010年から放送がスタートした、ITVのテレビドラマ『ダウントン・アビー』。すでにシーズン5までの放送が終了、先日のクリスマス特別編にも多くの視聴者がチャンネルをあわせた。このドラマシリーズの人気の秘密は、華麗な衣装やストーリー性だと思っている人が少なくないかもしれないが、今回の調査により、ヒットするドラマには科学的な法則があることがわかった。「メトロ」紙が報じた。
テレビ番組の専門家ボイド・ヒルトン氏とボーンマス大学メディアスクールの調査団は、多くの視聴者が満足し、長く記憶に残るような「完璧」なエピソードをつくるためのひけつを研究。65%のドラマ性に、12%の意外性や衝撃、9%のコメディ性を混ぜ、これに8パーセントのアクション、そして6パーセントのロマンスが必要という検証結果を発表した。
過去10年間に放送された中で、今も視聴者の支持が高い50本のテレビドラマ、あるいは連続ドラマのエピソードを調べたところ、どれもがこれに近い条件を満たしていたという。
実際に英国人2,000人に行った調査では、過去10年でもっとも印象に残っている人気テレビドラマのエピソードは、米国発のドラマ『フレンズ』の最終回。そして第2位がBBCで現在も放送中の『イーストエンダーズ』の2007年クリスマス特番で、夫ブラッドリーが、妻ステイシーと自身の父親との浮気現場を目撃してしまうという内容の放送回だった。
『ダウントン・アビー』の人気はこれらの条件を満たしているためであり、たとえばシーズン3の第5話(身重のシビルが出産後に亡くなってしまう)について見てみると、78%のドラマ性、7%の意外性や衝撃、2%のコメディ性、7%のアクション、そして6%のロマンスという、まさに「完璧」に近い構成になっていたという。
「BTテレビ」のデリア・ブッシェル氏はこの調査結果を受け、「我々が知りたかった『なぜ忘れられないテレビ番組が生まれるのか』という疑問が解決した」とコメントした。

















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