昨年、約1万2000人を対象に総額5400万ポンドにも上る障害者向け社会福祉給付金が支給された。しかし、その『障害』とは「太りすぎで働けない」という申請だったという。「デイリー・メール」紙が報じた。
障害をもつ人々の生活保護を目的として政府から支給される「Disability Living Allowance」だが、メタボリック・シンドローム(内臓脂肪型肥満や糖尿病、高血圧のうち2つ以上を合併したもの)を理由に、昨年は約1万2000人がこの給付金を受給したと報告されている。
肥満が英国民健康サービス(NHS)に強いる負担額は増加の一途をたどっており、年間90億ポンドにも達する。「全国肥満学会(National Obesity Forum)」のスポークスマン、タム・フライ氏は「医学的に疾患と認められる肥満に苦しむ患者への福祉手当の給付は否定されるべきではない」としながらも、「食べ過ぎを原因とする肥満で福祉手当が受けられるとすれば、それは社会への侮辱といえる」と述べている。
雇用年金局のスポークスマンは「メタボリック・シンドロームというだけで生活保護が受けられるわけではない。しかしながら、それが原因で身体的・精神的障害を負ってしまったというのであれば、受給の対象になり得る」とコメントしている。ちなみに地域別に肥満の傾向をみてみると、英国東北部が圧倒的に肥満人口が多い現状を「メトロ」紙た伝えている。全国のワースト1位はダーラム県ということも明らかになった。

















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