誰にでも訪れる人生の終わり。自分の葬儀について語ることは、「縁起でもない」と避けられる傾向にあったが、それも昔のこと。最近のシニア世代は自らのエンディング・セレモニーについて積極的に語ることを是としている。「デイリー・メール」紙が報じた。
最近の調査によると、50代以上の3分の2の人々が自分の人生の区切りとなる、葬儀の段取りについて話し合うことに対して前向きである実情が判明。年齢を重ねるにつれて、葬儀は肯定的なイベントとしてとらえられる傾向が高まることも明らかになった。
50代以上の回答者のうち、およそ10人中7人が葬儀は『嘆き悲しむ』場ではなく、その人生を喜びをもって振り返る、いわば『祝福』の場であってほしいと願っていることも報告された。特に女性ほどその傾向が強いという。
さらに、およそ5人に1人の人が葬儀当日の進行に対する指示を紙に書き出していると回答。ただ、その一方で、20%はどのような形で送り出されるかについて、『どうでもよい』と回答。また宗教的要素が重要だと答えた人は10人中4人にとどまった。
調査を実施したマーケットリサーチ会社「ミンテル」のライフスタイル専門家、イーナ・ミツカヴェッツさんは「高齢化が進み、より多くの人が年老いた家族や親戚の介護に直面するようになり、結果として自らの死を意識するようになった」と分析。
「ミンテル」の調べによると、葬儀市場は現在20億ポンド強の市場規模をもつとされ、2009年の15億ポンドに比べてその規模は拡大の一途にある。また、葬儀にかかる平均費用は3609ポンドといわれているが、10人中3人がこの費用を払うに足りる貯蓄をしていると回答。半分以上の人が不動産を処分することで費用がまかなえるとし、4分の1以上が葬儀代もカバーする保険に加入していると答えている。

















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