皮肉やジョーク好きの英国人だけに、クリスマス・カードも、「毒」のあるものを見つけるのは難しくない。しかし、何事も行き過ぎは禁物。このほど、ジョークの内容が辛らつすぎるとして、カード会社が、ある特定のカードの販売を停止する騒ぎになった。「メトロ」紙が報じた。
問題となったのは、カードを取り扱う大手「クリントン」社がオンライン上で「クリスマスを盛り上げるのにピッタリの愉快なカード」とうたって販売していた、「サンタクロースは、カウンシル・フラット在住に違いない!その理由を示す10項目」と大きく記されたカード。カウンシル・フラットとは、低所得者向けの公団住宅のこと。
10の根拠としてあげられたのは…
■家屋への不法侵入を繰り返している。
■ソリを様々な野生動物にひかせている(動物酷使)。
■1年に1回しか働かない。
■生涯にわたって、働いているところを1度も他人に見られたことがない。
■いつも同じ服を着ていて、それを洗ったこともない。
■正体が知られることを恐れ、ほとんど家から出ない。
■「○○○を寄こすように」と多くの人から督促状がくる。
■たくさんの呼び名(偽名)を持っている。
■働いているときにアルコールを口にする(サンタクロースのためにシェリー酒を用意しておくのが伝統)。
■人気の品々、ブランド品を扱うが代金はまったく支払わない。
これに対し、カウンシル・フラットに住む人を侮辱している、ジョークとして悪趣味すぎるなどの強い非難の声が多数寄せられたため、クリントンでは、全面的に謝罪し、カードの販売を取りやめた。

















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