人員不足が招いている過酷な労働事情がしばしばニュースとなる看護師たち。働き尽くめの中、ほっこりしたい時間もたまには持ちたいと思うのは自然なことだが、このほど、ある病院が、患者や来院者の目にふれる場所で看護師をはじめとするスタッフがマグカップやペットボトルを手にしている姿を見られることを禁じる通達を出したことを「デイリー・テレグラフ」紙が報じている。
レスターNHS(国民医療サービス)財団が管轄する大学病院で、看護師などに対し、患者や来院者の前で紅茶を飲んだり、ペットボトルから水分を補給したりする姿を見せないようにとの通達が出された。
勤務中にお茶を楽しんでいる姿を見ると、「本来ならもっと働くべきところ、怠けている」という印象を与えてしまうからと経営サイドでは理由を説明。しかし、時には12時間、連続して働かなければならない現状の中で、お茶を飲むことさえ許されないのか、と現場からは強い反発の声が上がっている。「次は、トイレに行くことも禁止されるのでは」と皮肉まじりに抗議するスタッフもいた。
患者や来院者の前でお茶や水を飲むことが許されないとなれば、スタッフの控え室などにわざわざ出向いて休憩するしかなくなり、人員不足の中、席をはずすスタッフが増えて効率が悪いとの指摘もなされている。

















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