昨年1年以内の刑期を終え、出所した短期受刑者の半数以上が、出所後1年以内に再び犯罪を犯して逮捕されているという事実を、英法務省が明らかにした。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
昨年、1年未満の刑期を終えて出所した2万9951名の短期受刑者のうち、1年以内に罪を犯し、再逮捕されたのは1万7211名で、約10人中6人にも及んだことが公表された。短い刑期を終えて出所しては再度犯罪に手を染めるという悪循環に陥る、短期受刑者の姿が浮き彫りとなった。
再犯者の犯した罪の内容は、強盗が467件、何らかの反社会的行為が1700件、違法薬物の所持や使用が3000件、武器の所持が848件と報告されている。
再犯者が最も多い都市はロンドンで3047人。これに、イングランド北西部の2649人、イングランド中部のウェスト・ミッドランズの1908人が続いている。
英法務省がこれらの数字を公表したのは今回が初めて。法務省は短期受刑者の高い再犯率を低下させる対策として、社会に戻った元受刑者を監督する従来の方法の改善を試みている最中とされている。
クリス・グレイリング法務相は「短期受刑者の多くが1年以内に再び罪を犯している。再犯を防止するには、これまで以上の監視の強化とサポートが必要」と述べている。

















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