ロンドンの不動産価格は海外投資家による積極投資で牽引され、高騰が続いているといわれるが、毎週400万ポンド近くがアフリカ諸国の富裕層によって投資されていることを、「デイリー・メール」紙が報じた。
エボラ出血熱の記録的な感染拡大や、「ボコ・ハラム」といったテロ組織の活発な動きなどにより、情勢が不安定なアフリカ。こうした地域の富裕層にとって、ロンドンは資産の『安全な避難場所』と映っているようで、この数ヵ月でアフリカ地域からの投資額は顕著な伸びを見せていることが判明した。
ロンドンの不動産全体の取引に占めるアフリカ勢の割合は1.5%と大きくはないが、過去3年で6億ポンドの投資がなされ、実販売額の5%はアフリカの富裕層の購入によって占められるという。さらに購入者の80%が、1軒あたりの価格が1500万ポンド~2500万ポンドする超高級物件を購入していることも分かった。
ロンドンの高級物件を専門に取り扱う不動産会社「Beauchamp Estates」によると、大口の顧客はナイジェリア、ガーナ、コンゴ、ガボン、カメルーン、およびセネガルの出身者が多いという。同社取締役のガリー・ハーシャム氏は「現在の西アフリカを取り巻く情勢がこの地域の富裕層をロンドンに呼び戻す要因となっている」と述べている。

















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