ロンドンの高級一等地、マーブル・アーチ付近を不法占拠する旧東欧からの移民が後を絶たない。警察が一掃してもまた舞い戻ってくるという、不毛な『いたちごっこ』が続いていることを「デイリー・メール」紙が報じた。
10月上旬にも、高級ホテルが軒を連ねるパーク・レーン近くの地下通路を占拠していた40人のルーマニア人およびブルガリア人ホームレスが警察により、強制退去させられたが、彼らは1週間ほどで舞い戻り、「同じEU市民の権利として住居を政府から供給されるまでは退去しない」と主張。行政と警察では頭を抱えている。
こうした移民集団による路上の不法占拠で周辺地域の治安が悪化し商業にも悪影響を及ぼしているという問題は、2年前ごろから深刻化。繰り返し、当局によって強制退去が試みられるものの、成功には至っていない。
「母国の暮らしよりはるかに英国がよい。英国でお金を稼いで家を見つけたい」。
そう述べるフローリン・ステレアさん(36)は、こうした移民の1人で3ヵ月前にルーマニアから渡英。「ルーマニアは英国と同じくEUの加盟国。住む所がなく、政府の助けを必要としているのだからきちんと政府は対応してほしい。住む場所を用意してくれればここにはいない」と、フローリンさんは話す。
退去した移民の後始末を担当する清掃員は、「彼らは噴水をトイレ代わりに使用しており、とんでもない悪臭が漂う」と不平を訴えている。ま、一方、パーク・レーンでサロンを経営するハカン・アルタイさんも「彼らのせいでビジネスは大打撃を受けている。店の前で寝泊りするのを注意したら、怒鳴り返された」と怒りをあらわにする。果たしていたちごっこはいつまで繰り返されるのか。英国がEUに残るかどうか、激しい議論が戦わされている今日、親EU派は苦々しい思いで、推移を見守っているに違いない。

















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