第一次世界大戦が1918年11月11日に終戦を迎えたことから、英国では毎年、11 月 11 日を「Remembrance Day(リメンバランス・デー=戦没者追悼記念日)」とし、二度の世界大戦で犠牲になった人々を追悼するのが慣わし。多くの犠牲者が出たベルギーのフランダースの戦場跡に、血を連想させるポピー(ケシ)の真っ赤な花が咲き乱れて以来、ポピーは追悼のシンボルとみなされるようになり、このリメンバランス・デーにあわせて、「赤い羽根募金」ならぬ「赤いポピー募金」が広く行われる。募金と引き換えに、赤いポピーの小さな造花が手渡されるのだが、この造花の着用をためらう人が少なくないという。「メトロ」紙が報じた。
世論調査を行う「Viewsbank」がこのほど行った調査で、英国人の6人に1人は、ポピーの造花は身に着けないと回答。反戦や、国粋主義に反対するなど、様々な理由から、募金活動を行う人も嫌がらせを経験したり、時には暴力を振るわれるなど、毎年、問題が生じているが、ポピー着用者にも嫌がらせがおよび、不快な経験をした人は20人に1人に上っていることが分かったという。
しかし、ポピーの造花の着用はためらっても、募金活動そのものに関しては、半数近い人が賛同を示している。特に今年は、第一次世界大戦勃発から100年の節目にあたり、通年の募金額より多い金額を寄付することを考えていると答えた人も25%いた。
ポピーの造花を着用するかどうかについて、賛同率が最も高いのはイングランド東部で89%が支持。非支持者が最多だったのはスコットランドで、着用を支持すると答えたのは71%にとどまった。
ちなみに、募金への寄付額の平均は2.36ポンド。10人に1人は、5ポンド以上寄付していることも報告されている。

















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