英国でパスポート関連の業務を統括するのは内務省。大臣は、保守党の『おしゃれ番町』としても知られるテリーザ・メイ氏だが、このほど、問題だらけの「パスポート・オフィス」を10月1日付けで同省直轄に戻すことを発表した。「イヴニング・スタンダード」紙が報じた。
「パスポート・オフィス」は独立機関として業務を行っていたが、今年前半、パスポートの更新・新規発行の申請をさばききれず、未処理の申請件数が一時55万件にも達し、激しい非難を浴びた。
パスポートが手元にないために、休暇旅行をキャンセルしなければならないケースが続出。また、追加料金が必要だが、パスポート発行が早まる「プレミア・サービス」を利用するしかないと判断する人も少なくなく、この状況につけこんで内務省が利益をあげている批判された。
メイ内務相によると、現在の未処理件数は8万までに減少。「パスポート・オフィス」を同省直轄としてたて直し、状況をさらに改善すると述べている。
しかし、5年にわたって独立機関として移民に関する業務を行っていた「UK Border Agency(UKBA)」も、昨年、同省直轄に戻された過去があるだけに、「またか」という声も聞かれている。
直轄であろうなかろうと、中で実際に働いているスタッフの面々に大きな入れ替えはないはず。いったい何が変わるのやら…。

















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