過去150年以上にわたり、高品質の食料品を供するとして、王室御用達店の認定を得てきた高級食料品店のフォートナム&メイソン。その老舗ブランドが産地偽装製品を販売していたというスキャンダルが発覚し、王室に謝罪する窮地に見舞われている。「デイリー・メール」紙が報じた。
同店で販売するラム肉、豚肉、ベーコンはロンドン近郊のウィンザーにある王室直営の農場が産地であったが、『イジメ』に近い値切り交渉も一因となり8月9日付で同店への供給は停止していたとされる。
以降、豚肉は王室の農場から150マイル(約240キロ)離れたノーフォーク県、ベーコンはグロスターシャー県からそれぞれ仕入れていたにもかかわらず、フォートナム&メイソンで販売されていた製品ラベルには「ウィンザー農園産の豚バラ肉」、「ウィンザー農園産の燻製ベーコン」などと記載。あたかも「バークシャーにあるウィンザー・パークの王室直営農園産」と見まがうような表示となっていた。
ちなみに「ウィンザー農園産」とうたわれたベーコンは、1キロあたり14ポンドと一般的なスーパーの2倍の価格で販売されていた。
フォートナム&メイソンの広報担当は「ラベル表示の過誤は意図的ではない」としつつも、事態を重く受け止め、「ただちに王室の関係各所には謝罪を行った」とコメント。
消費者に対しても、購入したことを証明できるレシートなどを提示すれば返金に応じるとしている。
1707年にウィリアム・フォートナム氏とヒュー・メイソン氏によって創業したフォートナム&メイソンだが、現在はディスカウント衣料チェーン「Primark」の親会社である「Wittington Investments」の所有となっている。

















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