好奇心旺盛なイヌはどこにでもいるが、あまりいろいろなところに首を突っ込むと出られなくなる―野ウサギの穴に入り込み、閉じ込められたボーダー・テリア犬も大いに悔やんだに違いない。しかし、助けを求める方法がなく、4日間が経過。なすすべなく、穴で死を待つしかなかったこの犬を救ったのは、飼い主の機転だった。「デイリー・メール」紙が報じた。
チェシャーのプレストベリー在住のペット専門写真家である、ビヴァリー・レナードさん(47)の愛犬、ヘンリーも好奇心いっぱい。しかし、自宅からほど近い野原で、野ウサギの穴に入り込み『行方不明』となってしまい、事態は深刻化。レナードさんは3日間、探しまわったが無駄足に終わった。
4日目、レナードさんは最後の手段として地元の消防署に相談。動物救出を専門とする部署(そうした部署があること事態、驚きだが…)からスタッフが出動、ハイテク・カメラを野ウサギの穴にもぐりこませる方法で、ヘンリーの捜索を開始した。
だが、ヘンリーの姿かたちはおろか、鳴き声さえ聞かれず、時間だけが過ぎていく。捜索チームにあせりの色が浮かんだ時、レナードさんは、あることを思い出した。
「ヘンリーは、自宅玄関のドアの呼び鈴が鳴るたびにほえていた!」
レナードさんは自宅に急いで戻ると、取り外し可能だった呼び鈴を携え、再び捜索チームに合流。目に付く、野ウサギの穴という穴に向かって呼び鈴を響かせた。
もう他に穴はみあたらない、というほどしらみつぶしにあたった後、わらにもすがる思いで最後にいくつか残った穴のひとつに向かって、レナードさんが呼び鈴を響かせた時のこと。イヌの鳴き声が地中から聞こえたのだった。
ヘンリーは無事に掘り出され、レナードさんと再会を果たした。衰弱していたものの、元気で、すぐに回復したという。めでたし、めでたし。

















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