スコットランドの住民投票が18日に行われたが、投票開始の約6時間前、スコットランド出身のテニス・プレーヤー、アンディ・マリ(日本では「マレー」と表記されることが多い)選手(27)が、ついに独立派支持のコメントをツイッターに投稿、激しい反発を招いたことを各メディアが報じた。
スコットランドのグラスゴー生まれのマリ選手は、2012年のロンドン五輪で英国代表として出場、金メダルを獲得したほか、2013年のウィンブルドンでは77年ぶりに英国人として優勝するなど、英国の誇るテイス・プレーヤーとして活躍を続けているだけに、難しい立場におかれてきたことは事実。
現在はロンドン近郊のサリーの豪邸に恋人のキム・シアーズさんと住むマリ選手のツイッターには、270万のフォロワーがいる。長い間、独立問題に関して立場を明らかにすることは避けてきたものの、独立派支持である兄のジェイミーさん(28)と同様、独立派であろうと推測されてきた。
しかし、実際に「Yes」を表明するやいなや、大バッシングを受ける事態となった。もちろん、歓迎する声も聞かれたが、激しい非難のコメントが殺到。スコットランドで、職もなく苦しむ多くの若者を尻目に、「若くして成功をおさめ、ロンドンに住む、典型的な『独立支持者』」と痛烈な批判が見られたほか、「サリーなんかに住むな」とストレートな抗議もあった。さらに、1996年、マリ選手が当時通っていたスコットランドのスターリング近郊の小さな町、ダンブレインにある小学校で起こった銃撃事件(児童16人と成人1人が死亡、犯人は自殺)にからめ、「ダンブレインの事件で死んでいればよかった」とする残酷なコメントも見られた。
警察ではこうしたコメントの『ひどさ』に懸念を示し、投稿者に控えるよう警告を発した。
スコットランドが、独立推進派と反対派に二分された形となった、今回の住民投票。相手へのわだかまりを解くには、かなりの努力が必要であるようだ。

















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