
2008年のグラミー賞で5部門を受賞するなど、才能豊かなシンガーソングライターとして世界的な人気と名声を獲得しながらも、飲酒と麻薬におぼれる生活から抜け出すことができず、2011年7月に、27歳の若さで急逝したエイミー・ワインハウスさん。故人が愛してやまなかった、ロンドンのカムデン・タウンに、ワインハウスさんの像が建てられたことを「メトロ」紙が報じた。
地元自治体のカムデン・カウンシルによると、通常は、その人物が亡くなってから20年経たなければ像の建立申請は受け付けないと規定しているものの、ワインハウスさんには例外を認めたという。
ワインハウスさんが生きていれば31歳の誕生日を迎えていたはずの9月14日、カムデン・タウンのステイブルズ・マーケットで、この像のお披露目が行われた。ちなみに、このマーケットは、ワインハウスさんが息を引き取った自宅から歩いて数分の場所にある。
像のオープニングには、元タクシー運転手で、その後ジャズ歌手に転向した、ワインハウスさんの父親、ミッチさん(63)が出席=写真(「メトロ」紙より)。アーティストのスコット・イートンさん作というワインハウスさんの像を前に、「エイミーはもうこの世にいたないのだということを、この像は改めて思い起こさせる」と、像のできばえに賛辞を贈りながらも、つらい心情を吐露した。
なお、ワインハウスさんの死後、「エイミー・ワインハウス・ファウンデーション」という慈善団体を立ち上げたことにも触れたミッチさんは、恵まれない環境にある、隠れた才能を持つ若手アーティストに援助の手を差し伸べたり、失業中の若者が音楽の世界で仕事の経験を積むことができるようチャンスを与えたりする、同慈善団体の活動を説明。「エイミーも誇りに思ってくれているはず」と、話している。

















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