9/12 【スコットランド住民投票】スコットランド抜きの英国旗は…こうなる!

「ユニオン・ジャック」の名で親しまれている英国旗は、ご承知の方も多いことだろうが、次の3つの旗が組み合わされたもの。①イングランドの守護聖人である聖ジョージの旗(白地に赤十字)

②スコットランドの守護聖人である聖アンドリューの旗(紺地に白の斜め十字)

③アイルランドの守護聖人である聖パトリックの旗(白地に赤の斜め十字)

ところが、9月18日に迫った、スコットランド独立の是非を問う住民投票の結果によっては、この英国旗も変更を余儀なくされる。このほど、スコットランドが独立して「連合王国」から抜けてしまった際の旗のデザイン案が公表された。「メトロ」紙が報じた。

英国、すなわち「グレート・ブリテン&北アイルランド連合王国」は、イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズの4つの「国」から構成される。ただ、イングランドとスコットランドが「連合」を組んだ1707年、ウェールズは既にイングランドに併合されていた。このあと、1801年にアイルランドも併合されるのだが、アイルランドの旗は、英国旗に反映され、現在の英国旗が完成したのだった。

スコットランドが抜けるとなると、紺地に白の斜め十字がなくなることになり、英国旗は成立しなくなるのでは…と、既に心配している人もいることだろう。しかし、英政府は、スコットランド独立に猛反対しながらも、万一に備えて手を打っていたことが明らかになった。

英国旗を含む、国家に関係する旗全般を管理する「Flag Institute」の長であるチャールズ・アッシュバーナー氏によると、ウェールズの守護聖人、聖デイヴィッドの旗である黒字に黄金の十字が加えられることになるという。

ウェールズの旗というと、緑と白の地に赤いドラゴンを描いたものがよく知られるが、この聖デイヴィッドの旗も、れっきとしたウェールズの旗。

実際には、黄金色のかわりに黄色が使われることになる見込みながら、ユニオン・ジャックの「形を維持できる」ことで、変更にかかる費用が少なく済むとされている。

なかなかの妙案だが、英政府としては、この新国旗を使う日がこないよう祈るばかりというところだろう。

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