限られた資源を大切に―地球規模でリサイクルが推奨される中、EU加盟国に課された「ノルマ」をこなすべく、英政府も努力を続けているが、国民の過半数は「ひとごと」だと思っている実情が明らかになった。「デイリー・メール」紙が伝えた。
ゴミ埋立地に不必要に送られるプラスチック容器の量を減らすことを目指す、英政府の取り組みの一環として、このほど1000人の成人を対象に調査が実施された。
それによると、国民の3分の2に近い、60%が「リサイクルには関心がない」と答えたという。特にこの傾向は若者のあいだで強く、10人に1人は、リサイクルを行ったことは一度もないと回答した。
現在、ゴミ埋立地に送られているゴミの量を2020年までに半分にすることをEUから課されている英国だが、道のりは遠いことが改めて指摘されている。
英国において、埋立地に送られているプラスチック容器の数は、年間で50億個。各家庭で、年間440個のプラスチック容器がゴミとして扱われているが、そのうちリサイクルにまわされるのは250個にとどまった。
また、イングランド&ウェールズで、2012年には44.1%だったリサイクル率が、2013年には43.9%に下がったという、英政府にとっては都合の悪い結果も報告されている。
ちなみに、EU内のリサイクル率を国別に比べると、トップをいくのはドイツで65%。英国は43.9%と、ドイツとは大きな差があるが、フランスの39%よりはマシ。一方、最低を記録したのはルーマニアで、わずか1%であることも報じられている。

















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