電子メールで気軽に連絡が取れ、ツイッターやフェイスブックなどで多くの人と『つながる』ことが可能となっている今日だが、多くの英国人の心は満たされていないようだ。400万人を超える英国人が「親友がひとりもいない」と考えている、寂しい調査結果が発表されたことを、「メトロ」紙が報じた。
様々な人間関係をサポートする団体「Relate」が5000人にを対象に行った調査で、11人中1人が「親友がひとりもいない」と答えたことが判明。これを英国全体で考えると、440万人に相当するという。さらに、5人に1人が「今までに誰にも愛されていると感じたことがない」と回答。インターネットの発達により、世界中の人とつながることができる時代が到来したと感じられる一方で、現代社会では、人と人との付き合いは、ますます希薄になっているようだ。
男女別では、81パーセントの女性が「いい友人関係を築けている」と答えたのに対し、男性では73パーセントにとどまった。
カップルを対象にした調査では、85パーセントが、「相手といい関係を築けている」と答えたものの、実はその大多数のカップルが「相手との性交渉に満足していない」と答えた。この実情を反映しているのか、不倫関係を経験したことのある英国人は1000万人を超えている。
このほか、今回の調査で明らかになった事柄は次の通り。
「いい関係を築けている」と答えたカップル…85%、「自分自身について肯定的な評価をしている」…81%、「独身生活に満足している」…69%、「金銭問題が人間関係をこじらせている」…62%、「職場の上司とうまくいっている」…59%、「職場に親しい友人がいない」…42%、「性生活に満足していない」…24%、「不倫したことがある」…24%、「親友がひとりもいない」…9%。
「Relate」のルース・サザランド氏は、「寂しい思いをしている英国人が少なくないことが表面化した反面、良好な人間関係を築いている人ほど、自身の生活に満足しており、よい人間関係が、質の高い生活に直接関係している事実が改めて指摘された」と、サザランド氏は付け加えている。

















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