飛行機での移動がごく一般的に行われるようになった今日だが、10人に4人は飛行機恐怖症であるといわれている。飛行機に乗る際、漫然とした不安を抱くという程度の人から、飛行機に足を踏み入れることさえできない人まで、『症状』はさまざま。できれば、この恐怖症を克服したいと考えている人は少なくないことだろう。こうした人々にユニークな特別レッスンを提供している、元パイロットがいるという。「デイリー・メール」紙が伝えた(写真は「デイリー・メール」紙より)。
デヴォンのニュートン・アボットで「Virtual Jet Centre」を設立したのは、アンディ・ウィルキンスさん(56)。パッケージ旅行会社のフライトを専門に運航する「Thomson Airways」に20年間、パイロットとして勤務したものの、リストラにあい、一念発起。工業団地の一角=下写真左側=に、ボーイング737-800型のコックピットを再現=同右側。操縦機器はもちろん、機内に流れるアナウンスや、フライト中、絶え間なく聞こえている『ノイズ』などまで、きわめてリアル。
ウィルキンスさんは、パイロット養成のトレーニングも請け負うほか、飛行機恐怖症の克服を目指す人々のための3時間レッスンも提供している。1時間100ポンドというこのレッスンで、既に8人が飛行機恐怖症に打ち勝つことに成功したという。
それまで、飛行機に乗る時には医者に睡眠薬を処方してもらっていたエミリー・ケイさん(38)は、このレッスンのおかげで国外旅行が平気になったと話す。「このあいだもギリシャに飛行機で出かけたけれど、なんの問題もなかったわ」と、感想を述べている。


















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