飲酒運転や、大麻をはじめとする薬物の摂取後に運転することがいかに危険であるかは、長年にわたるキャンペーンにより、社会にかなり浸透したといえるだろう。しかし、携帯電話を手で持って通話したり、あるいはテキストを送受信したりしながらの運転が、より危険であるとの調査結果が明らかになり、厳罰化を望む声が高まっているという。「デイリー・メール」紙が報じた。
「英国交通研究所 Transport Research Laboratory」(TRL)では、通常のドライバーが信号や障害物に気づいてから反応するまでのスピードを1秒とし、運転中のドライバーの状態ごとに反応の遅れを調査、結果をパーセンテージで表した
この調査結果は次のとおり(数字が大きいほど、反応までに時間がかかっていることになる)。
①携帯電話を手に持ち、通話しながらの運転…46%
②携帯電話でテキストを打ちながらの運転…37%
③携帯のハンドフリー・フォンで通話しながらの運転…27%
④大麻摂取後の運転…21%
⑤法定基準量のアルコールを摂取した飲酒運転…13%
携帯電話を使用しながらの運転は違法であり、違反すると100ポンドの罰金が課され、運転免許証から3点減点されるが、交通安全閣外相のロバート・グッドウェル氏は「現行の罰則よりも厳しい罰則に改正し、警察はドライバーに対する監視をより強化すべき」との考えを表明した。
運転中の携帯電話の使用が原因の交通事故数は2012年には378件発生し、負傷者548人、死者は17人だった。
運転中に携帯電話を使用していたとして、運転免許証から減点されたドライバーは2012年5月から2013年8月期では、67万7500人から58万3700人と、14パーセント減少しているものの、この結果は、過去10年に渡って行われた交通警察の人員削減により、取り締まる警官の人数が2割減っからではないかとの見方もでている。

















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