「郷に入っては郷に従え」とはよく言われる言葉。外国を自らの運転で旅する際も、各国の交通法規を守るべきだが、すべての法規を知っておくというのは無理な話。ホリデー・シーズンとあって、ヨーロッパ大陸をマイカーでめぐる英国人も少なくないが、意外な『違反』で、罰金を科されるケースが数多く報告されている。
「メトロ」紙によると、保険会社「NFU Mutual」が把握しているだけでも、これまでにヨーロッパ大陸をマイカーで旅行した1150万の英国人のうち、87万8000人が交通規則違反を経験。飛行機などで現地入りし、レンタカーを借りて旅をする中で交通違反をおかした英国人はこの数字に含まれていないとされており、おびただしい数の英国人が、欧州各国で違反者となっていると指摘されている。
2015年からは、欧州各国の警察に対し、英国で車両の登録、運転免許に関する業務を担う「DVLA(Driver and Vehicle Licensing Agency)」のデータにアクセスする権利が与えられる予定で、「旅の恥は掻き捨て」は許されず、罰金請求が海を越えて行われることになるという。
欧州各国の、「えー、こんなことが規則違反なの?」と言いたくなる、交通法規の例は次のとおり。
【スペイン】ビーチサンダルでの運転/ハンドフリーの装置を使って運転中に携帯で通話すること。
【フランス】スピードカメラ探知機能つきのカーナビの使用/酒気探知器を車内に完備しないこと。
【イタリア】(メガネをかけて運転する人対象)車内に予備のメガネを完備しないこと。
【ロシア】汚い車を運転すること。
【ドイツ】たとえガス欠が理由であろうとも、アウトバーンで停車すること。
【キプロス】病院のそばで、クラクションを鳴らすこと。
【デンマーク】発進前に、車の下に子供がかくれていないか確認するのを怠ること。
【ルクセンブルク】ワイパーがないこと。
【スウェーデン】昼間にライトをつけずに走行すること。

















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