8/6 今度は『殴り合い』ゲームがネットで流行…英国でも犠牲者

 インターネットで『流行』する、度を越した危険なゲームによる犠牲者が後を絶たない。最近では、ジンやウォッカなどを大量に一気飲みしてから次の人を『指名』、その量や飲みっぷりを競う「Neknominate」というゲームがフェイスブックで『流行』し、英国でも複数の犠牲者が出たのが記憶に新しい。ネットで流行する、こうした危険なゲーム。今度は「殴り合い」という、さらに暴力的なゲームが一部で人気を集め、ついに英国でも犠牲者が出たことを「デイリーメール」紙が報じている。

 友人たちにビデオや写真を撮らせ、2人の挑戦者が殴り合い、その様子をフェイスブックやユーチューブなどにアップロードするゲーム「Punch 4 Punch」が、さらなる刺激を求める若者の間で流行している。そのルールは、2人の挑戦者が、相手に殴られた場所と同じ場所を殴り返し、どちらか一方の挑戦者がギブアップするまで続けるという過激なもの。負けたほうは、罰としてアルコールを飲まされることが多い。

 米国で生まれたこのゲームだが、英国でも対戦相手に殴られて死亡するという事件が発生、そのゲームの危険さが改めて指摘された。南東ロンドン在住のトミー・メインさん(23)は、向かいの家で開催されていた知人の16歳の誕生日パーティーで、20歳の男性と「Punch 4 Punch」で対戦。相手と数回互いに殴りあった後、胸部を強く殴られたメインさんはその場に崩れ落ちたという。心臓を強打されたのが原因と見られており、病院に運ばれたものの意識が戻らないまま死亡した。対戦相手の20歳の男性は殺人容疑で警察に拘束されたが、その後、いったん保釈されている。

 3歳の女児の父親でもあるメインさん。メインさんの兄弟のひとりは、「ゲームを眺めていた全ての人たちがとるべきだった行動は、ビデオを撮ることではなく、ゲームを止めることだった」と憤りをかくさない。他の兄弟も、「どうやって3歳の女の子に父親が死んだことを伝えたらいいのか」と、あまりにも意味のないゲームで父親を失ってしまった姪をふびんに思い、悲しみに暮れている。

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