英国の初等・中等教育は、一般的にプライマリー・スクール、セカンダリー・スクール、シックスフォームの3段階に大きく分かれる。シックスフォームは16~18歳で、しばしば「カレッジ」と呼ばれる教育機関で、大学進学を目指す生徒、就職を目指す生徒などがそれぞれ必要なクラスをとって学ぶ。
イングランドのあるカレッジで、家を建てる際などに必須となる、レンガ職人の養成講座にて実技を教えていた教師が、『レッドカード』を突きつけられたことを、「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
ディーン・マンダーさん(49)は、イングランド西部、ノーフォークのキングズ・リンにあるウェスト・アングリア・カレッジで、レンガ工の養成講座を受け持っていた。しかし、生徒たちからの苦情をうけた保護者らが、学校に訴え、マンダーさんの講義内容が問題視されるに至ったという。
地震のない英国では、新築の家も外壁にレンガを積み上げることが多い。つまり、レンガ工は、これからも必要とされる職種といえる。
しかし、建築現場はラクな職場ではない。マンダーさんは、建築現場の厳しさを生徒たちに伝えようと、口汚くののしったり、脅すようにどなったり、実際の現場さながらの迫力で生徒たちに実技訓練をほどこしていたという。
教え始めて2年というマンダーさん、「やりすぎ」として、教師の職を解かれてしまった。3年たてば、再び教職に応募できるようになるとされているが、再就職の道は厳しそうだ。

















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