昨年、英王室維持に公的資金から使われた額が、3570万ポンドに上り、前年度から240万ポンド増加したことを「メトロ」紙が報じた。
この3570万ポンドを英国民1人当たりに換算すると、56ペンスになる。この56ペンスを高いとみるか安いとみるかで見解が分かれるとされている。
全体費用の3割余りを占めるのは、王室の主要メンバーが暮らす住居などのメンテナンス・改修費用で、420万ポンド増えて1330万ポンドと、45パーセントもアップした。
この改修費には、ウィリアム王子とキャサリン妃が暮らすケンジントン宮殿の一部を、ジョージ王子の誕生により、ファミリー向けに改装した費用、340万ポンドが含まれている。内容は、建材として使用されていたアスベストの撤去、水道管工事などという。
ただし、新調された家具や調度品、最新設設備を完備したキッチンについては、ウィリアム王子とキャサリン妃が自己負担したと報じられている。夫妻は、国民の支払った税金が自分達の住居の改修費用に使われているという点に非常に敏感になっており、王室サイドでは、改装後の住居については「居心地は良いが、一般的なレベル」だと話し、ぜいたくな改修が施されたというイメージを持たれないよう、躍起になっている感がある。
とはいえ、王族が思う『一般的なレベル』と、我々が思う『一般的なレベル』が同一のものであるかは不明だが…。

















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