英国では、「ニュー・ポテト」と呼ばれる新ジャガの旬を迎えている。中でも英国南岸沖のジャージー島で採れる「Jersey Royals」は人気が高い。今年の気候は雨と日照りの加減もちょうど良く気温も穏やかで、大豊作となっているが、生産農家は浮かぬ顔を見せているという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
昨年は6個のジャガイモがなったという苗木から今年は12個が収穫されたというほどで、ジャージー島にも農地を持つ「Albert Barnett potatoes」は、「今年は1997年以来の豊作期で味わいも非常に豊か」と話す。
ところが、ジャガイモが良く育ちすぎて、2.5センチほどの大きさで出荷されるべきジャガイモが、その倍の5センチほどの大きさにまで育ってしまっているケースが多々見られるという。
大手スーパーでは、消費者受けが良くないとして、こうした規格にあわないジャガイモは買ってくれないため、生産者は、大量のジャガイモを慈善団体に無償で提供するか、畑に放置し、腐るに任せるしかない状況に直面している。
生産者らは「新ジャガであるにもかかわらず、あいにくベイクト・ポテトほどになった大きなジャガイモを消費者は好まない」と嘆く。
同銘柄のジャガイモは、ジャージー島の年間農作物売り上げの70%を占める花形的存在。規格外のジャガイモは破棄されるなどしているものの、それでも3000万ポンド程度の売り上げが見込まれているという。

















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