7/2 トレイシー・エミンのあの『作品』、競売での落札額にビックリ!!

ウシなどの動物のホルマリン漬けで知られるダミアン・ハーストさんらと並び、英国を代表する若手芸術家とみなされているトレイシー・エミンさん(50)。1999年、英国で活動する優れた若手芸術家に贈られる「ターナー賞」候補となった、エミンさんの「マイ・ベッドMy Bed」と称されるインスタレーションは、乱れたベッドのまわりに、シミのついた下着、使用済み避妊具、食べ物の入っていた袋をはじめとするゴミなどが散乱するもの=写真(「デイリー・メール」紙より)。「これが芸術?」と激しい議論がかわされ、エミンさんを一気に有名にしたこの作品が競売にかけられたことを「デイリー・メール」紙が報じた。
昨年、ゴシップ欄を大いににぎわした、セレブ料理研究家のナイジェラ・ローソンさんとの離婚劇により、美術収集家としての顔以外の面にスポットがあたった、富豪のチャールズ・サーチ氏が、2000年に15万ポンドで購入した同作品。その落札予想額は80万ポンドとされていた。
しかし、ロンドンの大手競売商「クリスティーズ」で1日夜に行われた競売で、なんと254万6500ポンドの落札額を記録。話題となった。
落札した人物の名前は公表されていないが、競売会場でなりゆきを見守ったエミンさんは「誰かが(この作品を)英国内にとどめてくれることを祈る」とコメント。
推定資産1億4000万円とされるサーチ氏だが、現在、進めている美術教育に関連したプロジェクトにまとまった金額が必要になり、売却に踏み切ったとされている。
なお、発表されてから50年以上たった美術品について、英国では国外流出を仮停止させる法律があるが、当然ながら、エミンさんの作品はこの対象とならない。

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