
ロンドン名物のブラックキャブ。運転手はみな、「ノリッジ」と呼ばれる試験にパスした乗り手ばかり。この「ノリッジ」は、ロンドン中の道路という道路を覚えることが含まれ、準備にかかるのは2年とも3年ともいわれる厳しいテストだけに、ブラックキャブの運転手が優秀といわれるのも当然だろう。
ふだんは1匹オオカミ的に、個別に営業に励む、こうしたブラックキャブの運転手たちだが、11日はそろってデモに参加。トラファルガー広場から官庁街にかけて、道路を占拠。周辺の交通は完全にマヒしたという=写真。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた(写真は「デイリー・テレグラフ」紙より)。
運転手たちをここまで怒らせているのは、このほどロンドン交通局が認可した、「Uber」(ウーバー)と呼ばれる携帯アプリ。消費者は、このアプリを通して、同アプリに登録しているプライベート・ハイヤー(キャブやショーファーカーなど様々)を利用することができる。
ブラックキャブの利用者が流れることが予想されが、同アプリに登録しているのは、極端なことをいえば「どこのウマの骨ともわからない」業者たち。厳しいテストに合格したブラックキャブの運転手とは異なり、「合法」でない場合もあるとして、ブラックキャブの運転手たちは猛反発。
同種の抗議運動は、パリ、ベルリン、マドリードなどでも行われたという。
ロンドンで交通局の決定がひっくり返される可能性はあるのか、注目が集まっている。

















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