
英国で「プラマーplumber(配管工)」というと、水まわりの工事(配管)を請け負ってくれるだけでなく、ボイラーの修理やちょっとした日曜大工的な家の修繕まで引き受けてくれる便利屋のこと。困ったときに頼りになる存在といえる。
レイチェル・ラインさん(48)=写真右端=の自宅でボイラーが壊れた際、修理に現われたプラマーのリチャード・ホルマン(現在は服役囚)のことを頼もしいと思ったことは想像に難くない。しかし、実際にこのプラマーと4週間交際したことが、その後の7年間を悪夢の日々に変えることになろうとは、夢にも思わなかったに違いない。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
ラインさんがリチャード・ホルマンに、ボイラーの修理を依頼したのは2007年のこと。意気投合した2人は4週間交際、しかし、リチャード・ホルマンが既婚者であることが判明し、ラインさんは別れを決意した。
ところが、ラインさんを逆恨みしたリチャード・ホルマンは激怒、「この売女(ばいた)!」と捨てゼリフを残し、その場を去ったという。
ラインさんの悪夢はここから始まる。なぜか、リチャード・ホルマンの妻アマンダ=同左端=も、自分を裏切って浮気した夫に加勢し、ラインさんへの復讐を開始。ラインさんの両親や隣人たちに、ラインさんは「売春婦」「麻薬の売人」「福祉手当詐欺」であるとする手紙を送付したほか、最終的に157もの売春あっせんウェブサイトにラインさんのことを自宅の住所とともに登録。多い時では4人の『顧客』が、売春サービスを受ける目的でラインさんの家を訪れるようになったと報じられている。
パートナーで同棲相手のチュワート・ウォーカーさんとともに、住み慣れた北イングランドから560キロも離れたコーンウォールに、2011年に引っ越すことを余儀なくされたラインさんは、ついに警察に相談。
このほど、北イングランドのプレストンの裁判所で、ホルマン夫妻の有罪が確定。それぞれに26週間の禁固刑が言い渡された。

















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