
大腸がんが肺や肝臓に転移し、治る見込みがないと告げられながらも、くじけることなく前向きに生きたスティーヴン・サットンさん(19)=写真(生前、Facebookに投稿されたもの。サットンさんのFacebookページより)。14日に亡くなるまで、自らの末期がん患者としての闘病生活をソーシャルメディアで公開することにより、がん研究などへの募金を訴え、300万ポンド以上を集め、多くの人の共感を呼んだサットンさんの葬儀を前に、母親のジェーンさんが、サットンさんの棺を安置した大聖堂に、一般の人々を『招待』する旨のメッセージをフェイスブックに投稿したことが分かった。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
サットンさんの棺が安置されるのは、スタッフォードシャーのリチフィールド大聖堂。フェイスブックに投稿されたメッセージによると、29日午後7時からと、翌30日午前7時から午後3時までは、誰でもサットンさんにお別れを告げるために、大聖堂を訪れることができるという。
2012年に死の宣告を受けたあとも、前向きに人生に向かい合い、死ぬまでにやり遂げたい46の目標を立て、13年1月7日に「スティーヴンの物語」と題したページをインターネット上で立ち上げ、闘病生活の公開を始めた。
目標の中には、若者のがん患者を支援する団体に寄付を呼び掛けることも含まれており、コメディアンや映画俳優ほか著名人たちも支持を表明、当初の目標だった1万ポンドを大きく上回る320万ポンドを超える額が13万人から寄せられた。
また、死去を受け、キャメロン首相が弔意を表明するなど、各界で追悼の声が聞かれた。
ジェーンさんは、「スティーヴンの生涯を祝福してほしい」と話しているという。

















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