英国人は庭仕事好きといわれる。これを証明するのが、5月ごろから夏にかけて、各地で行われる園芸ショーといえるだろう。どのショーも、熱心な園芸ファンたちでにぎわう。こうした園芸ショーの中でも、最大規模、かつ最も有名で格式も高いものといえば、英国の王立園芸協会 (Royal Horticultural Society=略称RHS)主催で、毎年5月に行われる「チェルシー・フラワーショー」だ。今年も5月の20日から5日にわたって行われ、最初の2日間は、入場できるのはRHSの会員のみ。残りの3日間が一般開放日となっている。事前にチケットを購入しないと入場できない決まりで、いつも開会前に完売となるのがお決まりだが、今年は、チケット完売までのスピードで史上2位を記録。ちなみに、最速記録は、ハリー王子が携わったプロジェクトが注目を浴びた、昨年の同ショーで達成されたものだが、今年は完売まで早かっただけでなく、現在オンライン上で取り引きされている金額も異常に高いとして話題となっている。「デイリー・メール」紙が報じた。
完売した16万1000枚のチケットのうち、一部は既にオンライン上で売られており、23ポンドの額面の25倍という、575ポンドの高値がついたケースも報告されている。
チケット争奪戦はさらに熱くなりそうだが、今年の『目玉』は、英国を代表する園芸家、アラン・ティッチマーシュさんデザインの庭。『From the Moors to the Sea』というタイトルで、ティッチマーシュさんの生まれ故郷であるヨークシャーから、現在、同氏が住んでいるイングランド南部のワイト島に至るまでの『旅』を表現したものが展示される予定。
ティッチマーシュさんが、同フラワーショーに、自らがデザインした庭を出展するのは1985年以来、約30年ぶり。チケット争奪戦の激化は「ティッチマーシュ効果」によるものと分析されている。

















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