4月28日月曜日の午後9時から始まった、ロンドン地下鉄の48時間スト。駅窓口のスタッフ削減案への抗議と説明されているものの、地下鉄運営サイドは、組合「RMT」は誤った思い込みでロンドン市民の足を混乱させていると激しく批判。実際に全組合員が賛同しているわけではなく、出勤した組合員たちにより、全体の列車本数の約半数が運行されたといわれる。しかし、小売業者などが大きな打撃を受け、英国経済がこうむった経済損失は1日あたり3億ポンド。5日間で計15億ポンドにも達すると見積もられていることが明らかになった。30日の夜遅くに解除されたが、週末をはさんで5月5日月曜日の午後9時から、今度は72時間ストが行われる予定で、強い批判の声があがっていることを「デイリー・メール」紙が伝えた。
11の地下鉄線のうち、9線で列車運行が決行されたと報じられており、3分の2の駅が使用可能だったという。同じ理由で今年2月に行われたスト時にくらべ、運行本数は15%も増加。組合員も賛同していないストをなぜそこまで強行して続けようとするのか、とロンドン市民からは怒りの声が聞かれている。
「ボリス・バイク」と揶揄される、ボリス・ジョンソン・ロンドン市長が導入した貸し自転車の稼働率は通常の70%増しで、ジョンソン市長は内心、自慢に思ったことだろうが、そんなことで喜んではいられない。同市長は「RMT」は、つい先ごろ亡くなったばかりの名物委員長ボブ・クロウ氏の強硬路線を引き継いでいることを示したいがゆえにストを決行していると非難の言葉をぶつけている。
まったく迷惑千万。こんな中途半端なストなら、最初からやるな、と「RMT」に罵声のひとつでも浴びせたいと思っているのは筆者だけではないだろう。

















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