今年4月に大規模なスモッグが発生したことは記憶に新しいが、英国の大気汚染は今に始まったことではなく、毎年何千人もの人々が、大気汚染が原因で死亡しているという事実を「メトロ」紙が伝えた。
専門家によると、汚染された有毒な空気を長年吸ってきたことが原因で死亡した人が、25歳以上では2万9000人にも上るという。イングランドでは、20人に1人が大気汚染関連の病気で亡くなっているとされており、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドよりもその数値は高い。
また、英国の12都市の中ではロンドンの大気汚染が最も深刻で、主な原因はディーゼルエンジンの排気ガスだと報じられている。さらに、ロンドン市内でも、呼吸器関連の病気による死亡率が最も高いのはケンジントン、チェルシー、ウェストミンスター地区で、いわゆる『ホットスポット』となっているという。
逆に英国本土内で最も空気が澄んでいるとされる地域はイングランド北西端のカンブリアの一部地域で、大気汚染による死亡者は3・4パーセント。英国本土の周囲にある島々も含めると、大気汚染による死亡者数の割合が最も少ないのはスコットランドのヘブリディーズ諸島であることも判明した。
英国保健省は、根本的な解決策としては、車での移動をやめ、サイクリングやウォーキングに切り替えるよう、より多くの人に推奨するしかないとコメントしている。

















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