ダービーを筆頭に、アスコットやチェルトナム・フェスティバルなど、人々を熱狂させる競馬の一大イベントが数多くある英国。先日も、毎年恒例ながら、約40頭の出走馬のうち、半分完走できるかどうかというほど過酷なことで知られる障害レース、グラン・ナショナルが行われ、話題を集めたばかり。今年のグラン・ナショナルでは40頭中、18頭が完走したことが報じられたが、過去には馬の死亡事故が1度ならず起きており、1998年のレースでは3頭が落命、動物愛護団体が抗議運動を繰り広げる騒ぎになったこともある。
レース中の事故で実際に何頭ぐらいが犠牲になっているのか、統計が発表された。「デイリー・メール」紙が報じた。
動物愛護団体「Animal Aid」によると、2007年以降、この7年間で落命した競走馬の数は1000頭を突破。セッジフィールドのレースコースが44頭でワーストワン。これにチェルトナム(42頭)、マーケット・レイゼン(40頭)、ニュートン・アボット(32頭)が続く。前述のグラン・ナショナルが行われる、北部イングランドのリヴァプール郊外にあるエイントゥリーでは31頭が命を落としていることが分かったという。
同団体では競馬の残酷な側面について「賭け事に興じる人々は、競馬が馬たちの死や痛みの上になりたっていることを認識するべき」だとコメント。これに対して、英競馬協会では、競走馬が不条理に苦しんだりしないよう、最善を尽くしていると反論している。

















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